Faculty profiles

教員紹介

Message
メッセージ

本学では多領域の教員が領域を横断し、それぞれの専門性を活かした学際的授業を行っています。その中で私は、①造形作家としての経験、②文化人類学研究者としての視点、③17年間滞在したインドネシアの慣習や伝統工芸の理解という3つを柱に授業を行っています。これはモノをつくることと、考える(研究する)ことを、学びの両輪とするということです。これからの時代を担う皆さんに必要なコミュニケーション能力を伸ばし、ものづくりの可能性を発見し、提案し、発信できるよう、共に楽しく学んでいきたいです。

Field(s) of specialization
専門分野

  • インドネシア現代美術
  • 民族芸術/伝統工芸
  • 文化人類学
  • 国際地域文化

Courses
担当科目

  • 「文化論基礎ゼミ」(1年前期)
  • 「職人の世界」(1年前期)
  • 「造形論入門」(1年前期)
  • 「現代文化論」(1年後期)
  • 「国際連携ゼミ」(3年通期)
  • 「海外実習I」(3年通期)
  • 「海外実習II」(3年通期)
  • 「統合指導ゼミI」(4年前期)
  • 「統合指導ゼミII」(4年後期)
  • 「卒業制作・計画」(4年通期)

「職人の世界」

「文化論基礎ゼミ」

Profile
プロフィール

愛知県立芸術大学美術学部デザイン科卒業。美術学士。名古屋大学大学院文学研究科 人類学専攻博士課程後期課程修了。博士(文学/文化人類学)。インドネシア国立芸術院美術学部への国費留学後、「Jogja Surfing(ジョグャサーフィン)」編集長、インドネシア工芸協会アドバイザーとして従事。帰国後は名古屋市立大学芸術工学部、南山大学、金城学院大学等で教鞭を執る。民族藝術学会会員、日本文化人類学会会員、日本アートマネジメント学会会員。岐阜県環境影響評価審査会委員。南山大学人類学研究所非常勤研究員。単著に『協働と共生のネットワーク インドネシア現代美術の民族誌』(2022、グラムブックス)。

Academic Society Memberships
所属学会・協会・団体等

  • 日本文化人類学会
  • 日本アートマネジメント学会
  • 民族藝術学会

Selected publications
代表的な論文・著作名

  • 『協働と共生のネットワーク インドネシア現代美術の民族誌』(2022) グラムブックス

  • 「バリ・ヒンドゥー教における”異界”との交流」(2022)『聖性の物質性 人類学と美術史の交わるところ』三元社

  • 「現代美術の新たな戦略―アート・コレクティヴ:アーティストが組織をつくるとき―」『人類学研究所研究論集第6号』(2019)

  • 「インドネシアのソーシャリーエンゲイジドアート史~社会的行為としてのアートを生む素地~」『しるぱ(3)』(2018)

  • 「インドネシア現代美術と美術家:つくる・買う・支援する主体をめぐる民族誌」(2016)名古屋大学博士学位論文

  • 『バリ島遊学記』(1997)世界文化社

Personal website/related links
関連サイト等