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教員紹介

Message
メッセージ

私は、ファッションとは何かという問いについて、文化という観点から考える授業を行なってきました。皆さんが当たり前のように受け入れ実践している生活様式(ライフ・スタイル)が文化です。当然、衣服やヘアスタイル、さらにメイク、ピアスなどの身体加工は現代文化と密接に関係しています。他方で、真に創造的な活動は、既存の文化への挑戦でもあります。皆さんとの対話を通じて、私たちは文化についての新たな視点を獲得し、ファッションと文化との複雑でダイナミックな関係を学びます。

Field(s) of specialization
専門分野

  • 文化人類学
  • ジェンダー・セクシュアリティ研究

Courses
担当科目

  • 「日本語文章表現論」(1年後期)
  • 「卒業制作・計画」(4年通期)

Profile
プロフィール

ロンドン大学経済政治学院(LSE)博士課程 修了。人類学博士。文化人類学を研究分野とし、京都大学人文科学研究所と同大学院、人間・環境学研究科の教授として長く研究・指導にあたる。日本宗教学会や日本文化人類学会の理事を務め、日本文化人類学会 学会賞を受賞。インド、スリランカ、日本を研究対象とし、宗教や暴力、セクシュアリティを論ずる。著書には『供犠世界の変貌』(法藏館)、『癒しとイヤラシ エロスの文化人類学』(筑摩書房)、『誘惑する文化人類学』(世界思想社)など。

Academic Society Memberships
所属学会・協会・団体等

  • 日本文化人類学会
  • 日本宗教学会
  • 日本南アジア学会
  • 美学会

Selected publications
代表的な論文・著作名

  • 単著2018『誘惑する文化人類学――コンタクト・ゾーンの世界へ』

  • 2010『癒しとイヤラシ――エロスの文化人類学』(筑摩書房)

  • 2002『供犠世界の変貌――南アジアの歴史人類学』(法蔵館)

  • 1997 Patrons, Devotees and Goddesses: Ritual and Power among the Tamil Fishermen of Sri Lanka. New Delhi: Manohar.

  • 編著2009-17『フェティシズム研究 全3巻』(京都大学学術出版会)

  • 2015『軍隊の文化人類学』(風響社)

  • 共編著2018-19『トラウマ研究 全2巻』など。

Personal website/related links
関連サイト等