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教員紹介

Message
メッセージ

ここは、ファッションについて広く深く学び、実践することができる場です。在学生を見ていると、ファッションを追求する過程では、それを好きであることに加えて、豊かで柔軟な想像性・そしてそこから派生する創造性が求められるのだとよく痛感します。そんな時、アカデミックな知識が支えになったり、新たな可能性を拓いたりします。「当たり前すぎて何も疑わなかった」ことに光を当てて、新たなクリエイションに結びつくのは、実は一見「全然関係のないこと」であることが多いからかもしれません。私は文化人類学やジェンダー関連の授業を担当しているので、特にそういった視点から一緒に考えていきましょう。

Field(s) of specialization
専門分野

  • 文化人類学
  • ジェンダー/セクシュアリティ研究
  • 質的社会調査法

Courses
担当科目

  • 「装いと社会性・ジェンダー」(1年前期)
  • 「文化論基礎ゼミ」(1年前期)
  • 「英語Ⅰ」(1年通期)
  • 「フィールドワーク入門」(1年後期)
  • 「英語Ⅱ」(2年通期)
  • 「海外実習Ⅰ」(3年通期)
  • 「国際連携ゼミ」(3年通期)

Profile
プロフィール

University of Victoria, Faculty of Social Sciences, Department of Anthropology, B.A. in Anthropology with distinction(ヴィクトリア大学社会科学部人類学学科)卒業。お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科ジェンダー学際研究専攻 博士後期課程 修了。博士(社会科学)。ジェンダー、セクシュアリティ、文化人類学を研究分野とし、首都大学東京(現:東京都立大学)やお茶の水女子大学で教鞭を執り現在に至る。日本文化人類学会、国際ジェンダー学会、国際人類学民族科学連合等に所属。

Academic Society Memberships
所属学会・協会・団体等

  • 日本文化人類学会
  • 国際ジェンダー学会
  • The International Union of Anthropological and Ethnological Sciences
  • The Japan Anthropology Workshop

Selected publications
代表的な論文・著作名

  • 『性風俗世界を生きる「おんなのこ」のエスノグラフィ――SM・関係性・「自己」がつむぐもの』、東京:明石書店、2017年.(単著)

  • 「『窓』のある景色、『窓』から垣間見る世界――法・観光化・政治の狭間にあるアムステルダムの移民売春者をめぐる予察」、『社会人類学年報』第43巻、東京:弘文堂、pp. 91-106、2017年.(論集)

  • 「わたしを晒す、わたしを隠す――都市の性風俗産業に従事する「おんなのこ」たちの「自己」の在り方」岡井崇之(編著)『アーバンカルチャーズ――誘惑する都市文化、記憶する都市文化』、京都:晃洋書房、pp. 104-116(第8章)、2019年.(共著)

  • “Bodies of on’nanoko: The case of a sex establishment in Tokyo, Japan,” Irina Holca and Carmen S. Tămas eds., Forms of the Body in Contemporary Japanese Society, Literature, and Culture, Maryland: Lexington Books, 273-288 (Chap 15), 2020.(共著)

  • 『スマイルズという会社を人類学する-「全体的な個人」がつなぐ組織のあり方 』小田亮、熊田陽子、阿部朋恒、(株)スマイルズ、東京:弘文堂、2020年.(共著)

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