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奈良県主催フォーラム「世界遺産の歴史と未来像」に元文化庁長官 近藤誠一学長が登壇しました
2022.10.07
日本の世界遺産条約批准30年を記念し、今後の世界遺産のあり方や役割を考えるフォーラム「世界遺産の歴史と未来像」が国際ファッション専門職大学 東京キャンパスにて行われました。
元文化庁長官である近藤 誠一学長も挨拶され、「世界遺産条約の母体であるユネスコの理念である平和は、制度や条約頼りでは持続性がなく、文化の多様性を認める人の内面にこそ拠り所があり、『美』を追求する本学の精神でもある」とお話しされました。
世界遺産条約50周年・日本批准30周年フォーラム「世界遺産の歴史と未来像」
主催:奈良県
後援:外務省、環境省、文化庁、学校法人日本教育財団、独立行政法人国立文化財機構、日本イコモス国内委員会、日本ユネスコ協会連盟、日本ユネスコ国内委員会、読売新聞社
開催日:2022年10月1日(土) 13:00~16:00
会場:国際ファッション専門職大学コクーンホールB
登壇者:
荒井 正吾 氏(奈良県知事)
近藤 誠一 氏(国際ファッション専門職大学学長、元文化庁長官)
松浦 晃一郎 氏(第8代ユネスコ事務局長)
西村 幸夫 氏(國學院大学教授、日本イコモス国内委員会前委員長)
岩槻 邦男 氏(東京大学名誉教授、兵庫県立人と自然の博物館名誉館長)
五十嵐 敬喜 氏(法政大学名誉教授、日本景観学会元会長)
建石 徹 氏((独)国立文化財機構東京文化財研究所保存科学研究センター長)
学長 近藤 誠一
元文化庁長官。パリOECD(経済協力開発機構)事務次長、駐米国大使館公使、ユネスコ日本政府代表部大使等を歴任。退官後、東京大学、慶應義塾大学等で教鞭を執った他、東京藝術大学客員教授を務める等文化・芸術の発展、国際交流に貢献し、瑞宝重光章を受章。フランス国レジオン・ドヌール・シュバリエ章を受章。主な著書に、「文化外交の最前線にて」(かまくら春秋社/2008)、「FUJISAN 世界遺産への道」(かまくら春秋社/2014)、「パリ マルメゾンの森から」(かまくら春秋社/2005)、「日本の匠」(かまくら春秋社/2019)などがある。