イオンリテールにビジネス提案!Z世代が考えるSNSプロモーションをインターンシップで実践
2023.01.06
本学では、2022年4月に、イオンリテール株式会社との産学連携で、Z世代のつくり出す次世代のビジネスモデルで社会課題の解決を目指すことを目的とした『ミライファッション人材育成プロジェクト』を実施しました。
前期のビジネスコンペティションでは、イオンスタイルの店舗リサーチを通して見えてくるSDGs達成に向けた課題に対して、東京・大阪・名古屋キャンパスの学生が課題解決を図るビジネスモデル・商品戦略を立案。7月にはイオンリテール 執行役員 湊博昭衣料本部長をはじめ、本学の近藤誠一学長や永澤陽一学部長が審査員を務め、33チームの中から選ばれた7チームによる最終プレゼンテーションがオンラインにて行われました。
最優秀賞は東京キャンパスのチームが発表した「ミライクラス」。女子学生をターゲットに、パウダールームやプリクラ、撮影スポットなどを設置する実店舗案を発表。それだけでなく、Z世代が試着した声を商品企画や販促に反映し、Z世代とイオンを仲介する役目を果たす「新たな企画室」とすることを提案しました。
「具体的で、イオンリテールがZ世代を取り込むために抱える課題に対し、切り口・全体ストーリーを通して、よい提案をしてくれた」とイオンリテール衣料本部の森脇夏樹氏による講評をいただきました。
後期では11月から、イオンリテールにて「SNSを通じたファッション提案を検討」するインターンシップに一部の5名が参加しました。
学生たちは、前期に企業の課題を深く考える経験を経てからインターンシップに参加することで、従来に比べより充実した社会経験を積むことができました。
イオンリテールのマーチャンダイジングや、Z世代をターゲットにしたブランド「ダブルフォーカス」の店舗視察、公式インスタグラムに掲載する素材づくりをはじめ、SNS運営に関する社員とのディスカッションや実際の企画づくりを実践的に経験することができました。
後期の最終日には3チームに分かれた学生が選んだイオンリテールの商品を使ったSNS投稿を提案。「商品の制約がある中で、Z世代ならではの切り口で非常によかった」とフィードバックをいただきました。
イオンリテールの社員の方たちとSNSプロモーションを実践
■プロジェクト概要
本プロジェクトは、イオンリテールの店舗リサーチを通して見えてくるSDGs達成に向けての課題に対し、学生がターゲットを設定。Z世代の自由な発想で従来の方法に捉われない次世代のビジネスモデル(作り方から売り方、伝え方まで)と商品を考え、社会課題の解決を目指すプロジェクトです。
前期には、学科の枠を超えて前期1チーム2~8名の編成を行い、イオンリテールの担当者からフィードバックを受けながら企画・立案を進めていきました。そして企画書をもとに、全33チームの中から7チームを選出し、プレゼンにより優秀チームを表彰しました。
後期には5名の参加者が3チームに分かれ、イオンリテールの商品を使ったSNS投稿を提案、最終日に制作した投稿内容を発表しました。
今回のプロジェクトではファッショにビジネスの川上~川下まで実践的に学ぶことのできるPBL型授業でした。
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