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教員紹介
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メッセージ
ピーター・ドラッカーは現代経営学の父として知られ、彼は「企業の第一の機能がマーケティングである」という名言を残しました。しかし、ビジネスの世界には、マーケティングを単なる販売促進としての限定的な視点だけで捉える企業が多数存在しています。実際には、マーケティングの本質は、売れる仕組みを作るための実践的な学問であり、販売促進がマーケティング活動のうちの1つに過ぎません。そうした学問的な特徴を踏まえて、私は獲得した専門知識を将来の活躍の場で実践的に適用できるよう、講義内容に工夫を凝らし、受講者の学びを深めるような授業を心がけています。
Field(s) of specialization
専門分野
- マーケティング論
- 流通論
- 小売業革新
Courses
担当科目
- マーケティング論
- 消費者行動論
- 創造産業論
- 社会科学基礎ゼミ
- 臨地実習Ⅰ(企業)
- 臨地実習Ⅱ(地方産地)
- 国際連携ゼミ
- 海外実習Ⅰ・Ⅱ
Profile
プロフィール
慶應義塾大学大学院 商学研究科 商学専攻 博士後期課程単位取得満期退学。博士(商学)。慶應義塾大学大学院商学研究科助教(有期・研究奨励)を経て、株式会社金貝にて小売業を中心とする事業戦略立案、マーケティング企画、新規事業立ち上げ支援などに携わる。2023年4月より現職。マーケティング論、流通論を専門とし、現在バーチャル試着などの新たな小売技術の顧客に対する効果を理論的・実証的に研究している。学術論文には「中国アパレル専門店の業態革新の源泉-質的比較分析によるアプローチ-」,『市場創造研究』,第4号,pp. 31-42,2015年 など。日本商業学会会員。
Academic Society Memberships
所属学会・協会・団体等
- 日本商業学会
Selected publications
代表的な論文・著作名
学術論文
「中国アパレル専門店の革新に関する事例研究-美特斯邦威社を中心に-」,『第Ⅲ部 マーケティングの社会性と国際性に関する基礎研究』(2010年度大学院高度化推進研究プロジェクト成果報告書),2011年。
「小売業態革新の源泉-中国アパレル専門店業態を事例として-」,『第Ⅳ部 マーケティングによる価値の創造と提供』(2012年度大学院高度化推進研究プロジェクト成果報告書),2013年。
「中国アパレル専門店業態の革新の源泉に関する歴史的研究」,『第 VII 部 持続可能なマーケティング価値創造』(2013年度大学院高度化推進研究プロジェクト成果報告書),2014年。
「小売業態研究の系譜」,『第Ⅴ部 マーケティング・システムと環境適応』(2014年度大学院高度化研究成果報告書),2015年。
「中国アパレル専門店の業態革新の源泉-質的比較分析によるアプローチ-」,『市場創造研究』,第4号,pp. 31-42,2015年。
「中国小売業の革新に関する実証研究-アパレル専門店を事例として-」,学位論文 博士(慶應義塾大学),2019年。
学会発表
「中国アパレル専門店のイノベーションに関する一考察-美特斯邦威社の事例を中心に-」,日本商業学会第61回全国大会,2011年5月27日,於:熊本学園大学。
「中国におけるアパレル専門店業態革新の源泉」,日本商業学会第62回全国大会,2012年5月25日,於:北海商科大学。
"The Source of Chinese Apparel Specialty Stores Innovation," Innovation in a Global World, Royal Bank International Research Seminar (Jun. 19, 2012), at Shanghai Jiao Tong University, Shanghai, China.
「中国アパレル専門店業態の歴史的発展と革新の源泉」,商業学会関東部会,2014年4月19日,於:早稲田大学。
「中国アパレル専門店の生成と発展-小売イノベーションの視点から-」,日本卸売学会平成30年度全国大会,2019年3月16日,於:関東学院大学。