伊藤忠ファッションシステム 浅沼小優氏による特別講義 「2024年のデザインとサステナビリティ」を実施

伊藤忠ファッションシステム株式会社　ifs未来研究所　上席研究員の浅沼小優氏による講義が実施されました。
浅沼さんは米国でのインテリアディスプレイデザイナー、バイヤー業務を経て、帰国後LVMHグループ、ロエベ他にてマーケティング、マーチャンダイジングを担当されました。その後、デザイン予測を提供する英国WGSN日本統括を経て、2019年より伊藤忠ファッションシステム株式会社にて日本企業のマーケティング、デザイン・プロジェクトに携わっています。

講義のテーマは「2024年のデザインとサステナビリティ」。
トレンドとは何か、世界の動きをとらえるとはどういうことか、近年注目を集めるサステナビリティとファッションビジネス・デザインがどのように絡んでいるのかなどお話いただきました。
トレンドは決めるものでなく予測するものであり、私たちを取り巻く社会の話であると浅沼さんは言います。社会について考えることが未来を読み解く、つまりトレンドを読み解くために必要な視点とのことです。

講義を聴いた学生のコメント
「別の授業でゼロから新しいブランドを考えることをしていますが、トレンドをおさえるために情報収集や分析がとても重要であると感じました。」
「ChatGPTなどAI技術が急速に発展していく中で、AIの提示した情報を、読み解き応用できる力をつけていきたいです。」

ファッションを軸に、ライフスタイルやカルチャーをデザインし、ビジネスとして新しい仕組みを生み出すことを身につける本学の学生にとって、社会の動きやトレンドの予測をする上でのヒントを得るきっかけとなった講義でした。