海外実習先はまさに“自分の夢見た将来”
2023.09.06
服の、先へ。
憧れの業界に内定を決めた先輩たちの、本学に入学した理由や学生生活の過ごし方、将来の夢や目標まで、リアルな体験談をお届けします。
内定先:ATELIER AZUMI (カタール)
部活に打ち込む高校時代。必修の海外実習に惹かれ入学
Q.入学前、どんな高校生でしたか?
特に部活動を頑張っていました。
吹奏楽を始めたのは高校からです。朝練に毎日行き、授業が終わるとすぐに部室へ向かい練習していました。あまり人前で話すことが得意ではありませんでしたが、みんなで協力し合う場面で意見を言ったり、みんなが苦手なものに対しては率先して自分から行動したりしていました。
Q.国際ファッション専門職大学へ入学した理由を教えてください。
海外実習が必修であり、国際的なつながりを持つことができると思いました。特に、新しい大学ということは魅力的でした。また、少人数制授業で先生との距離も近く、自分の思いを伝えることができるだろうと思いました。ファッションを専門とする大学は見つからなかったので、CMで見かけた時にここしかないと思いました。職業に直結する教育を受けることができ、「学士」が取得できることも大きな魅力でした。
3カ月間カタールへ、クチュールドレスをつくるインターンシップへ
Q.在学中に経験したことについて教えてください。
3カ月間カタールへ、クチュールドレスをつくるインターンシップへ行きました。デザイナーの方がDiorや王室衣装、映画衣装など様々な仕事を経験されており、それはまさに自分の夢見た将来でした。ウエディングドレスやパターンの制作を経験し、完成後はクライアントの元でフィッティングまでさせていただきました。他にも、市場へ生地を買いに行ったり、生地の展示会へ行ったりしました。日本ではなかなかできないような貴重な仕事を経験できて良かったです。
また、私は英語が苦手ですが、3カ月で英語が少し聞き取れるようになりました。自分の性格にも変化があり、インターンへ行く前よりも自分の意見がはっきり言えるようになりました。
Q.就職活動はどうでしたか。
先生方の知識やアドバイスを得たことで自分の将来像が出来上がりました。デザイナーさんと面接をさせていただく前には、「自分の意思をそのままはっきり伝えたら大丈夫」と言っていただき、勇気と自信が持てました。
海外ということもあり、インターンへ行く前の準備もバックアップしていただきました。
Q.今後の夢や目標を教えてください。
まずはいろんな経験を積んでいきたいと考えています。自分に足りない技術や経験、知識を身につけたいです。そして、自分に技術や創造力が増えたとき、クチュールだけでなく映画や舞台衣装にも携われるようになりたいです。数多くの仕事をこなし、自分に依頼が来るほどに成長したときには、より大きな舞台で仕事をしたいです。また、いろんな方面で人間関係を築き、ファッションだけでなく環境問題や、社会問題、ジェンダー問題にも取り組めたらと思います。
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