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メッセージ
今はどんな時代かというと、VUCA(ブーカ)の時代といわれています。VUCAとは、4つの要素(不安定・不確実性・複雑・曖昧模糊)のことで、先が読めない、乱気流が常態化していて、非常に難しい経営環境になってきているということです。ではどうしたら良いのかということですが、これからは、フォーキャスティングといって現在から未来を予測するのではなく、バックキャスティングという未来から現在の課題を考えるアプローチが重要になります。すなわち自分の軸を見出し、未来洞察し構想する力です。私の実習では、21世紀以降のデジタル社会に必要とされる、思考様式やスキルを最先端のカリキュラムやメソッドをベースに、どの職種でも応用可能なコア・スキルとして身に付けて頂き、大変革時代を生き抜き、未来社会を創造するリーダーを育成したいです。その為の学びの場を提供して行きます。また私のゼミでは社会実装デザインをテーマに様々なクリエイティブな活動を展開しています。
Field(s) of specialization
専門分野
- 経営学、ビジネスデザイン
- マーケティング論
- 消費者行動論
- 製品開発論
Courses
担当科目
- 「ファッションビジネス概論」(1年前期)
- 「ファッションビジネス実習2」(2年通期)
- 「社会科学基礎ゼミ」(2年後期)
- 「マーケティング論」(3年前期)
- 「消費者行動論」(3年後期)
- 「地域企業・地方連携ゼミ」(3年通期)
- 「臨地実習Ⅰ」(3年通期)
- 「臨地実習Ⅱ」(3年通期)
- 「統合指導ゼミⅠ」(4年前期)
- 「統合指導ゼミⅡ」(4年後期)
- 「卒業制作・計画」(4年通期)

富田興業株式会社での学生との開発ミーティングの様子

埼玉県越谷市のタンナー、株式会社ジュテルレザーの工場を訪問
Profile
プロフィール
埼玉大学大学院 人文社会科学研究科 経済経営専攻 博士後期課程 修了。博士(経営学)。首都大学東京(現:東京都立大学)大学院 ビジネススクール 修了。MBA。株式会社ジュンにてマーケティングディレクターに着任し、同社ブランドのリモデル戦略立案や新規ブランド開発などに従事。その後『optitude(オプティチュード)』事業部長としてブランド事業を統括する。株式会社ワールドでは『Harrods(ハロッズ)』ブランドマネージャーを経て、業態開発準備室など複数の新規ブランド開発やコラボレーション開発などに携わる。著書(分担執筆)に『繊維・アパレルの集団間・地域間競争と産地の競争力再生』(文眞堂)がある。ファッションビジネス学会理事。
Academic Society Memberships
所属学会・協会・団体等
- ファッションビジネス学会
- 日本デザイン学会 他
Selected publications
代表的な論文・著作名
平井秀樹(2024)「1980年代、DCブランドの新しい価値観」『ファッションヒストリー1850-2020』ブックエンド
平井秀樹(2022)第9章「遠州別珍・コーデュロイ産地の競争力再生」『繊維・アパレルの集団間・地域間競争と産地の競争力再生』文眞堂。
平井秀樹(2018)「流行と製品開発 : アパレル産業の製品開発モデルを事例として」埼玉大学博士学位論文、博人社甲第8号。
平井秀樹(2016)「SPA論」に関する一考察 : 「流行論」を基軸として」『経済科学論究』、pp16〜22。
Personal website/related links
関連サイト等