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学長紹介
Profile
プロフィール
国際ファッション専門職大学
学長
近藤 誠一
SEIICHI KONDO
元文化庁長官。パリOECD(経済協力開発機構)事務次長、駐米国大使館公使、ユネスコ日本政府代表部大使等を歴任。退官後、東京大学、慶應義塾大学等で教鞭を執った他、東京藝術大学客員教授を務める等文化・芸術の発展、国際交流に貢献し、瑞宝重光章を受章。フランス国レジオン・ドヌール・シュバリエ章を受章
Message
メッセージ
学長挨拶
なぜ、国際ファッション専門職大学は誕生したのか?
なぜ今、ファッションを軸に「グローバルビジネス」を考えることが必要なのか。
経済産業省はこれからの日本における、ファッション領域を通じた持続的な価値創造を促進するため、「ファッション未来研究会」を2021 年に開催しました。
そのなかで、「ファッションとは、単に身体保護等の機能としての衣服の議論に留まらず、独自の文化や価値観、人の創造性を表す媒体でもあり、人口減少下及び経済社会のデジタル化が進む我が国における海外需要獲得戦略の中でも、最も重要視される領域の1つです。」と改めて定義されています。
ファッションは世界第2の環境汚染産業。
ビジネスモデルの転換が必要。
国連貿易開発会議(UNCTAD)も、ファッション業界が「世界2 位の環境汚染産業」というレポートを出しています。洋服1枚の生産には浴槽11杯分の水を必要とし、その水の量の合計は年間500万人のニーズを満たすのに十分な量に相当するといいます。
こうした社会課題を解決するために、従来のファッション産業とは異なるサービスや、デジタル技術を活用した新たな市場、バイオ技術等による素材革命など、ビジネスモデルの転換が起きています。
企業と大学が連携する。
これまでの大学との違い。
世界を代表するファッションの教育機関として、ニューヨークにはファッション工科大学(FIT)があります。我々は日本で初めて、ファッションを大学名にしました。それも日本が、これから世界に打って出る人材を育成する必要性を感じて、55年ぶりの大学教育改革を行い誕生した「専門職大学」として開学しました。
最も特長的なのは、学生時代から企業内で長期実習を実践するカリキュラム。就業体験的なインターンシップとは異なり、時間にして600時間相当以上、企業と大学が連携した実務を実践する本格的なインターンシップです。ファッションの知識・技術をただ学ぶだけではなく、社会で実践することが、本学の特長なのです。
マーケットは世界。
日本の良さを武器に、グローバルリーダーを育てる。
名だたる世界トップブランドの数々が、日本の繊維産地を訪れ、伝統技術を取り入れたクリエイションを発表しています。
「MADE IN JAPAN」は、世界トップレベルの技術と品質の代名詞です。しかし、その強みを活かし、海外に進出できる日本ブランドはあまり育っていません。その理由の1つは、英語を活用したコミュニケーション力の不足です。今やAIを駆使すれば翻訳はできるでしょう。しかし、相手の文化や言いたいことを理解して、コミュニケーションするのは人間にしかできません。
本学では、英語を語学として学ぶ目的ではなく、ビジネスをするためにコミュニケーションツールとして使うものだと考えています。
これまでにない、新しい学びを選択する皆さんが
世界で活躍する日を楽しみにしています。
これまでにない、
新しい学びを選択する皆さんが
世界で活躍する日を
楽しみにしています。
すでに在学中からオリジナルブランドを立ち上げたり、企業とともにクラウドファンディングで資金を集めたり、海外に長期インターンシップにいく学生がいたり…5年後10年後を見据え、自分で考えて行動・実践している学生たちがいます。次に続くのは、あなたです。
Columns and articles
コラム・記事
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2024.09.25
(株)美術年鑑社 新美術新聞 「新美術時評」 2024年10月1日号 (2024.9.25発行)
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2024.09.02
(株)産業経済新聞社 産経新聞 「正論」(2024.08.28発行)
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(株)美術年鑑社 新美術新聞 「新美術時評」 2024年7月1日号 (2024.6.25発行)
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(株)美術年鑑社 新美術新聞 「新美術時評」 2024年4月1日号 (2024.3.25発行)
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2024.02.07
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2024.01.09
(株)美術年鑑社 新美術新聞 「新美術時評」 2024年1月1日号 (2023.12.25発行)
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2023.12.18
(株)美術年鑑社 新美術新聞 「新美術時評」 2023年12月15日号 (2023.12.15発行)
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2023.12.09
(株)読売新聞社 読売新聞 「もったいない語辞典」(2023.12.1発行)
Publications
著書