【学生の声】『キャリア・インカレ2020』準決勝進出・教授から受けた影響が学びへの意欲につながっている
2021.08.31
ファッションビジネス学科
鈴木 睦実
国際ファッション専門職大学を選んだ理由を教えてください
もともと一般の私大を目指していました。経営学に興味があったので経営学部を検討していましたが、今一つどの大学にも魅力を感じられませんでした。そんなとき、母が偶然広告で見つけてくれた国際ファッション専門職大学に惹かれ、認可が降りる前から個別相談に通い、先生の対応が親切だったこともあり入学を決めました。カリキュラムの幅広さや、ファッションとビジネスの両方をバランスよく学べることが魅力でした。
新しい大学制度の「専門職大学」で学ぶことについて、入学前はどう考えていましたか?
1期生だったということもあり周囲からは不安の声がありましたが、私自身はとてもワクワクしていました。まだ何もないからこそ、逆に楽しそうだなと思い期待でいっぱいでした。また、実際に社会で働いている人の話を聞くことが好きなので、業界のエキスパートである実務家教員が多くいることも期待していました。
大学生といえば大きな組織の中で、自分のことが他人事になってしまう気がしていましたが、この大学では1期生ということもあり、自分の志しを曲げることなく責任感を持ち積極的に行動できるのではないかと考え、周囲の反対を押し切り、覚悟を持って入学しました。
国際ファッション専門職大学はここがすごい!
この大学の1番の魅力は、教授陣の人柄の良さと知識の豊富さだと思います。
特に熊田準教授の『ジェンダー概論』は素晴らしかったです。強く否定することも肯定もせず、中立の立場で授業を進めてくださり、普段からジェンダー学に関心を持つ自分にとっても安心できる授業でした。
クラスも少人数制のこともあり、とても仲が良くてまとまりがあります。信頼関係が築けているからこそ、社会問題についてフラットに話せる友人が多いです。自分にとってすごく安心できる安全な居場所です。
受講して良かったと思う授業がたくさんあります。入学前は実践的な授業に憧れましたが、座学の授業も素晴らしいので、もっと多くの人に知ってもらいたいです。
群馬県・桐生市での臨地実習Ⅱ(地方産地へのフィールドワーク)の様子・感想を教えてください。
一言でいうと、すごく楽しくてやりがいがあります。
桐生に訪れる前からオンラインを通して、桐生の歴史や街の様子を学んでいました。実際訪れたときには、のどかな土地であるにもかかわらず、桐生で働く方々の熱気に圧倒されました。積極的に質問を投げかけたり、現地の方と親しくなって将来の相談をしたりと、私たちの将来の生き方・働き方に大きく良い影響を与えてくれる実習だと思います。
桐生ゼミでは学生が主体となり、自身で取材のアポ取りの電話をしたり、企画を立てたりしています。座学だけではなく、私たち自身で実践的に取組むことができるので熱量がすごいです。私たちはキャンパスが東京にあり、普段遊ぶ場所やファッションに触れる場所も東京です。ギラギラしたファッションの世界に押し潰されそうになる若者は多くいると思います。今、20代のタイミングで地方のファッション業界に触れることによって、違った角度からファッションを学ぶことができ、新たな希望を感じています。期待以上のゼミです。
群馬県桐生市 織物参考館 ”紫”での藍染体験
学内外で力を入れて取組んでいることを教えてください。
学内で力を入れたことはプレゼンと企画書作りです。大学に入学するまでプレゼンをしたことはほぼなかったのですが、今は学内でもかなり上手なのではないかと自分に自信を持っています。きっかけは1年次に平井教授の授業内で架空のブランドを立ち上げる企画の中で、教授よりアドバイスをたくさんいただき、自分のプレゼンを褒めていただいたことでした。そこから自分とプレゼンの結び付きに火がつき、2年次で参加した『キャリア・インカレ2020』では高い倍率の中から準決勝までいくことができました。真面目にやっていれば結果がついてくると実証できたことは自信につながりました。
また平井教授の紹介で1年次には学外のイベントやトークショーに多く参加しました。そこでのつながりから、直談判をして現在2社インターンシップに参加しています。
趣味では今村講師の影響で油絵を始めました。1年次で受講していた造形論の授業でポートフォリオを自身で作るという課題がありました。一度真面目にポートフォリオを作りましたが、今村講師から「本当にこれが鈴木さんのポートフォリオなのか?鈴木さんらしさがまったく出ていないよ。」と指摘されたことで何度もやり直し、アドバイスをいただきながら納得のいくポートフォリオを完成させました。そこから自分とアートの結びつきや、アートを通して自分をオープンに表現することを学びました。これからも油絵は独学で続けていきたいです。
将来の夢や目標を教えてください
誠実さを持ち、行動力と決断力のある信頼されるリーダーになりたいです。
大学に入学してからファッションがより好きになったので、ファッション業界の社会問題を解決できるような仕事に就きたいです。
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