オリジナルブランドとSNS・PR 在学中に2つの事業を起業
2022.09.05
私たちの ”服の、先へ。”
憧れ続けた夢を実現するために、学⽣⽣活をどのように過ごし、起業を決心したのか。
先輩にリアルな体験談を語ってもらいました。
自身のブランドの展開と、SNS・プロモーション事業で起業
どんな会社を起業予定ですか?
現在年明けに向けて会社の設立を準備している段階で、2つの事業を行っています。
1つ目は自身のブランドの展開です。友人と2人で「Miakoda」というブランドを立ち上げています。私はデザインもしますが、主にSNSなどを使ったプロモーションなどのビジネス面も担っています。
もう1つは、日本ブランドの中国市場進出のサポートです。主にブランドの中国語でのSNS運用をしています。本学の松村光教授がクリエイティブディレクターを務める「52 BY HIKARUMATSUMURA」にてアルバイトでSNS代行をしたことがきっかけで、これを仕事にしたいと思いさらに勉強をするようになりました。また、大学の友人がインターンシップをしているブランドを紹介してもらいそこでもSNS代行をしています。大学では、知識を身につけるだけではなくて、人間関係やコネクションを大きく広げることができました。今はまだ自らブランドに売り込みに行くことが多いですが、今後は声がかかるように、実績を積んでいきたいです。
いつから起業を考えていましたか?
起業をすることは入学前からの目標でした。
姉が母国の中国のファッション業界で会社を立ち上げていることもあり、昔から姉にようになりたいという憧れがありました。企業に属して誰かの下で働くという将来を描いたことがなく、私のことをよく知っている姉からも起業することを勧められていたこともあり、卒業後の起業を決意しました。
起業に必要なことは業界のプロの先生方が教えてくれる
国際ファッション専門職大学へ入学してよかったことは?
授業からの知識だけではなくて、先生方からの応援には特に感動しました。
この大学にはファッション業界でプロとして活躍してきた実務家の先生方が多くいます。自身のブランドで東京コレクションに参加したり、日本を代表するブランドでの経験があったり、自分が目標としていることを経験してきた先生方が周りにいることは大変心強いです。
マーケティングの知識や会社の設立にあたり必要な準備も、わからないことがあれば必ず教えてくれますし、「手伝えることがあれば言って」と気にかけてくださります。とても恵まれた環境だと思います。
「ファッション=服」ではない
あなたにとっての「服の、先」とは?
この大学に通ったことで、広い視野を持って物事を考えられるようになったと感じています。
私は、「ファッション=服」ではなく、文化や人間関係、これまでの人生についての考え方など様々な要素が合わさることで、それぞれのファッションをつくり上げているのだと思っています。色々な人の思いを聞いたり、コミュニケーションを取ることでアイディアが生まれ、それがファッションに繋がります。世界で大きく広がっていくのはこのように深く考えられた企業やブランドだと思うので、私も日本のファッションビジネス業界で、自分の会社を大きくしていきたいです。
東京キャンパス