フランス・パリで1ヵ月間インターンを経験。英語力、大学での学び、今の私がどこまで通用するのか。【海外実習Ⅱ 学生インタビュー】
2023.04.21
本学は「ファッションに特化した」海外実習・インターンシップをカリキュラム化。「海外実習Ⅰ」は必修科目で、全員が海外実習・インターンシップを行い、「海外実習Ⅱ」は、より深く海外での経験を積みたい学生が選択します。
世界的ブランドのデザイナーのオフィスやアトリエを見学するほか、裁縫工場での実習、展示会のサポート、リサーチ・分析、SNSを活用した広報活動などを実施しています。
※2022年度の実績:フランスやイタリア、イギリス、ベトナム、カタールなどで2週間~1ヵ月間
パリ本社で1ヵ月のインターンを経験
どのように実習先の国・企業を決めましたか?
「海外実習Ⅱ」を選択したのは、海外で働くことと日本で働くことの違いを体験したかったことや、自分の英語力や国内企業での実習で学んだ知識がどこまで通用するのかを試してみたかったこと、大学での学びがビジネスの現場でどれだけ活かせるのかを試すことが理由です。中でもパリはファッションの最先端都市であり、日本の文化と大きく異なるところで学びたいと思い、フランス・パリでのインターンシップに決めました。
海外実習先の企業を決めるにあたっては、担任の先生とたくさん面談をするなかで、私には「ビジネス視点で働けるコンサルタント海外が良いのでは?」とネリーロディ社を紹介してくださり、さらに実習先へ提出するポートフォリオなどの資料の確認や面接の練習まで、手厚くサポートいただきました。
実習内容や雰囲気は?
私は1ヵ月間、トレンドを予測するコンサルティング企業で、主にインスタグラムなどのSNSへ投稿するリサーチや動画・画像制作を担当していました。ファッションだけではなく、美容や食、建築物などに常にアンテナをはる必要がありました。
業務に慣れるまでは、納期などの指示が少なく柔軟性が求められる環境で大変なこともありました。常に自分ならこうするという考えをもったり、計画立てて業務を進めるよう思考したり、周囲の仲間にサポートをもらいながら乗り越えることができました。
海外実習で視野が広がり、将来目指すところが見えた。
海外でのインターンだからこそ経験できたことは?
日本語のない中で仕事をすること。パリはフランス語ではなく英語での仕事ができることがわかりました。相手の発言を理解する力はもちろん、自分の言葉で意見を述べる必要があるため、スピーキング力も重要です。
海外実習前後での変化は?
もともと物おじしない性格ではありましたが、フランス人特有の自分を肯定して前向きに考えるパッションに影響され、以前よりも自分に自信を持つことができるようになりました。
もともとは古着が好きでバイヤーやMDを目指していましたが、海外実習に行って視野が広がり、海外勤務を視野に入れたコンサルタントなど、ファッションを届ける手伝いができる職業に今は魅力を感じています。
関連ページ
名古屋キャンパス