”就職に直結する学び” だからこそ、将来を見据えて日々学ぶことができた
2023.10.25
服の、先へ。
憧れの業界に内定を決めた先輩たちの、本学に入学した理由や学生生活の過ごし方、将来の夢や目標まで、リアルな体験談をお届けします。
内定先: 株式会社ワコール
「多様な視点を取り入れ、活用する力」が身についた
Q.国際ファッション専門職大学へ入学した理由を教えてください。
「ピーチジョン」の雑誌を見たことがきっかけで、小学校高学年から下着デザイナーになることが夢でした。ファッションに対しての考え方を広げるべく、一般教養や企業と関わるカリキュラムがある大学を選びました。目標とする夢や職業に向けてデザインやパターンを学ぶだけではなく、一見するとファッションとかけ離れているように思う分野や職業の視点から学んだことを活用する力を養いたいと考えたからです。
専門学校への進学を検討したこともあります。しかし、物事のプロセスや時間を自ら管理して学ぶことを大切にできる場であるところに「大学」としての魅力を感じました。また、少人数制授業ゆえに、様々な目標やセンスをもつ友人とのグループワークを通して、多様な視点に触れる機会があることも将来の糧になると考えました。
Q.企業と関わるカリキュラムはどうでしたか。
インターンシップや企業との取り組みでは、1・2年次に学んだ基礎知識と、インターンシップの実践的な学びがリンクする感覚がありました。例えば、下着メーカーのインターンシップで得た「吸水ショーツ」というアイデアが、産学連携プロジェクトの企画提案で活き、講義外でも技術向上に励んだIllustratorやPhotoshopのスキルがインターンシップ・アルバイト・企画コンテストなどに応用できるなど、”インプット”を”アウトプット”に繋げる経験ができました。
4ヵ月間の長期インターンシップではWEBデザイン業務からマーケティング企画まで幅広く行い、柔軟性を評価いただいた場面もありました。苦手な講義であっても毛嫌いすることなく前向きに受けてきたことで、学外の場でも良い評価を得られたと感じています。
Q.本学での学びは、就職活動にどのように役立ちましたか。
社会人と関わる環境が常にあったからこそ、物怖じせず意見の交換を行えるコミュニケーション力が身についたと感じています。就職活動では様々な業界の方と関わり、緊張の中自らをアピールしなくてはなりません。他愛のない話や意見交流を大学で経験できたので、良い慣れが生まれ、面接の場では伝えるべきことをはっきりとお伝えできました。”就職に直結する学び” だからこそ、将来を見据えて日々学ぶことができたと強く感じます。
実際に作成したポートフォリオ
Q.就職活動に関して、大学からどのようなサポートを受けましたか。
学外での企業説明会や先輩内定者のゲストスピーカー講義などを聞けたことで、ストレスなく就職活動へ気持ちを切り替えていけました。就活が本格化し悩みや不安が生じても、先生方のサポートを受けたり、友人と励まし合ったりしたことで、常に自身を客観視できました。
とあるアドバイスを受け、企業へのアピールとして下着デザイナーとしての想いを基に絵本を制作したのですが、ご覧になった面接官が口々に「感動した。」と言ってくださりました。これほど想いを伝えられた背景には、様々なサポートを踏まえて就職活動に素直に向き合えたからだと感じています。
Q.今後の夢や目標を教えてください。
その道のプロとなることです。大学で伸ばした「多様な視点を取り込み活用する力」をさらに養い、日常に潜む些細な感覚や感情、出来事に下着のデザインを通して寄り添っていきたいです。
まずは、10年抱き続けた下着デザイナーという夢をかなえるためのスタートラインに立てました。良いデザイナーとなっていけるよう、謙虚な姿勢で仕事に向き合い続けていきたいです。
名古屋キャンパス