将来は国際的に活躍するデザイナーになりたい
2024.01.23
服の、先へ。
憧れの業界に内定を決めた先輩たちの、本学に入学した理由や学生生活の過ごし方、将来の夢や目標まで、リアルな体験談をお届けします。
内定先:株式会社バロックジャパンリミテッド
Q.国際ファッション専門職大学へ入学した理由を教えてください。
服に対する興味・関心は幼い頃からあったと思います。祖母や母の影響で自分が身に着けるものにはこだわりがあり、かなりおませさんな女の子だったと思います(笑)
高校はファッションとは関係ない普通科の私立進学校に通っていました。大学は四年制の被服学科がある大学を探していました。数少ない候補の中で、ファッションに関する一般教養と、クリエイションスキルを磨く実技とをバランスよく学べるカリキュラムや、アパレル業界の最前で活躍していた実務家教員が数多く在籍されていることに惹かれ、一般入試で本学への入学を決めました。
Q.臨地実習Ⅰ(企業内インターンシップ)では、どのような経験をしましたか?
内定先の株式会社バロックジャパンリミテッドでのインターンシップでは、10日間という短い期間でしたが、ファッションデザイナーの仕事を経験し、デザイナーという職業の解像度を上げることができました。
デザイナー職はじっくりデザインを考え描くと思いきや、毎日多くの会議や打ち合わせに参加することが求められました。正直デザインを考える時間などないように思えましたが、時間を上手に使い、デザインを考えたり仕様書を描いたりしていました。効率よく働き時間を有効活用することが大事だと知りました。
また、実際にデザイン画を描かせていただいたときに、「ブランドのコンセプトやターゲットの年齢層に合っていない」とご指摘を受けたことがあります。事前にブランドについて調査を重ねていましたが、知識不足や理解の浅さを痛感しました。理想とのギャップを感じることもありましたが、それを早いうちに取り除くことができてよかったと思います。また、デザイナー職に就くためには膨大な知識とブランドへの深い理解、そして何より覚悟が必要だと学べました。
また、3ヵ月間、オンワードデジタルラボのデジタルマーケティング部にお世話になりました。ECプラットフォーム事業や顧客管理、メルマガ作成、広告のバナー作りなどを経験しました。デザイナー職とは異なる業務をする中で視野が広がり、アパレル業界への見識が深まりました。
Q.本学での学びは、就職活動にどのように役立ちましたか。
アルバイト、大学の授業・実技、ゼミナール、インターンシップなど、4年間でのすべての「経験」が私の就職活動の糧になったと感じています。
学びを深めるにつれて、自分のアイデアが形になることは何事にも代え難い喜びと幸せであると知りました。この気持ちをより多くの人に届けられるようなデザイナーになりたいと強く思うようになりました。
制作したデザイン画
Q.就職活動に関して、大学からどのようなサポートを受けましたか。
本学には実際にファッション業界で働いていた先生が数多くいらっしゃるので、過去の面接内容などの知りたい情報をいち早く得ることができます。キャリアサポートの方も困ったときにすぐ対応してくださるので、就職活動を滞らせることなく進められました。
また、授業の厳しさのおかげで、自信を持って就職活動に臨むことができました。厳しいからこそ基礎をしっかりと固められたことや、その授業を諦めることなくきちんと受けたことが自信となりました。
特に1年生の時からお世話になっている永澤先生・梅木先生に、くじけそうなときや悩みがあるときには相談に乗っていただき、その度に「庄古ならできる」と勇気付けていただきました。
デザイナー職での内定を報告した際には、「受かると思ってたよ」と言われて大号泣してしまいました(笑)これまでずっと成長を見守ってくださっていたので、信じてくださっていたことが嬉しかったです。
Q.今後の夢や目標を教えてください。
まずは“売れるデザイナー”になることです。ブランドの顔となり、全体の指揮をとる立場になることを目指します。
また、会社の強みである海外事業に携わり、海外事業が第二の経営の柱になるような新しいブランドを立ち上げることを志して、頑張っていきたいです。
卒業制作作品
関連学科
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